社内報・スタッフの声

知るより好く、好くより楽しむ

知るより好く、好くより楽しむ

盛夏の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
7月3日に新紙幣が発行されました。新1万円札の顔は渋沢栄一になりました。
まだ、新札は見た事がありませんが、これを機に渋沢栄一の名言なんてものを調べてみました。彼にはいろいろな名言、格言がありますが、愛読書であった孔子の論語からの引用が多かったようです。その一つが表題です。
「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者」(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)
一般的な意味は、「あることを理解している人は、知識はあっても好きな人にかなわない。好きであっても楽しんでいる人にかなわない。」 という意味です。仕事に置き換えてみますと、良く知っていてこなしていても、好きな人にはかなわない。好きでやっている人もこの仕事をやって誰かを喜ばせよう、誰かを驚かせようとワクワクしながら楽しんでいる人にはかなわない。でしょうか?
業界では 「仕事はこなせ」 を口癖にしている経営者がいます。当社が伸びだしたのは、「こなす」 でなく 「仕事で誰かを喜ばせよう」 と思う人が増えてきてからです。
 どんな物事でも、こなすより、好きになる事。好きなるより楽しむ事ができたほうが断然、幸せな気持ちになるのではないでしょうか?
 こんなこんな話を聞くと、新一万円札の渋沢栄一に早く会いたくなりませんか?
人生、仕事も家庭も 「楽しみましょう」
 暑さは続きますが、お体、お気をつけください。

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