社内報・スタッフの声

労働生産性って何だろう

労働生産性って何だろう

初夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

長らくニュース番組などで「日本の労働生産性が低い」と言われていました。私はいつも不思議に思っていました。「こんなに良く働く日本人の労働生産性が低いってどういう事。もっと働かなくてはいけないの?」

先日、4年ぶりに海外旅行をしてびっくりしました。ものすごく物価が高いのです。

2か国滞在して気づいたのは、「海外が高いのではなく、日本が安すぎる。」という事です。オーストラリアなんて日本の70%ぐらいしか働かないのに最低賃金は2,000円です。知らないうちに日本は先進国最貧国になっていたのです。

労働生産性は、同じように働いてもらえる給料と稼げる利益だったのです。テレビなんかで安い店を紹介していますが、まるで貧乏になるために必死で働くようなものです。

我々の仕事の賃金を上げるには、一番重要なのは、最低賃金が上がる事です。日本のサービス業は世界一だと思います。どこへ行ってもトイレがこんなに清潔なのは日本だけです。骨太の方針で最低賃金は1,000円を目指すと言っていますが、全然足りません。2,000円を目指してほしいです。

全ての業種が価格に転嫁し、給料が上がる事を心から祈願します。

急に暑い日が増えてきました。皆様、安全そして健康第一でこの夏、乗り切って下さい。

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