社長日記
障がい者の方をもっと受け入れたい
2010.05.10
昨年の社内QC大会で優秀賞をとった現場には、耳の聞こえない社員が働いています。
見た目は普通ですが、実は危ない事はいっぱいあります。
でも、りっぱに働いて頂いています。
そんな彼女もQCでは、発表の一部をうけもってくれました。
少したどたどしい発音でしたが「きっちり」できました。
内容も充実していたので賞もとれました。
現場のみんなとコーディネイトした営業社員は泣いていました。
本当にうれしい瞬間でした。
昔、私が支店長(10年前)をやっていた頃は、全然ダメでした。
障がい者の方を雇うと「面倒見切れない」とクレームの嵐でした。
今は受け入れてくれる社員が増えてきました。
やっと会社は変わりつつあるのです。
私は、7歳の時に父が死に、末の弟は障がい者です。
いつも心では、母子家庭と障がい者を応援しています。
でも、会社では、なかなかできませんでした。
本当にありがたい社員が増えたと感謝しています。
どんな人でも受け入れられるわけではありませんし、
どんな現場でも受け入れられるわけでもありません。
しかし、毎年増やしていきたいものです。
やっぱ仕事には、「涙」や「達成感」、「役に立っている感」が必要でしょ。